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のれそれ

質 問 「のれそれ」とは何か。/「レプトケパルス」とは何か。

回 答
 マアナゴの幼魚の高知県での呼び名。名前の由来は不明。関西では「べらた」と呼ばれる。
 築地では、2月から5月にかけて入荷する。産地は、主に愛知県や茨城県沿岸で、鮮魚で出荷される。酢の物、椀だねなどにされる。

解 説
 マアナゴのようなウナギの仲間(ウナギ、ウツボ、ハモなど)の幼魚は、薄い柳の葉のような形をしており、葉形仔魚(レプトケパルス)と呼ばれる。この体形は海中を漂う生活への適応と考えられている。浮遊生活が終わりに近づくと、徐々に細くなりウナギ型に変態する。

備 考
 「のれそれ」は細くて長い魚、たとえばタチウオやギンポなどの幼魚ではないかという質問も多い。タチウオやギンポの幼魚は、市場に入荷する「のれそれ」と同じ大きさ(5cm以上)で、すでに成魚と同じ体形、体色をしている。

参考文献
沖山宗雄(編). 1988. 日本産稚魚図鑑. 東海大学出版会, 東京
おさかな普及センター資料館. 1998. おさかな情報No.3.
おさかな普及センター資料館. 2002. おさかなシート001. 「マアナゴ」
高井 徹. 1959. 日本産重要ウナギ目魚類の形態、生態および増殖に関する研究. 水講研報, 8(3).※山田梅芳. 1986. マアナゴ. p.68-69. 山田梅芳ほか編. 東シナ海・黄海のさかな. 水産庁西海区水産研究所, 長崎.

(注・提供資料から一部アレンジ)
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